*改善の余地はある?
治療2回目です。
F先生には、初回注射のおぼろげな耳鳴りの変化のこと、帰りの電車から眠くなり、久しぶりに心底脳が休まって深く眠れたこと、その睡眠の質が薬のそれと全く違っていたこと、翌朝すっきりした頭の中で、なぜか耳鳴りがクリアに聞こえてしまってあせったこと、などを話すと熱心に聞いて下さいました。
しかし、それらの効果が数時間とか、1日とかだということで、先生がPCに向かいながら「まだまだ・・・まだまだ・・・遠いなぁ」とつぶやくのが聞こえました。
”そうですよね・・・私もそう思います”と心の中でつぶやくと、先生はすぐに、まぁ最初はこんなもんなんですよ、ちょっとでもよくなるということは、余地はあるということなんですよ、と希望を持たせて下さいました。
そして私が治療に通える距離でもあり、少し気長にやることになり2回目のブロック注射となりました。
*余地に期待しながらも大きな変化なし
これを書いている現在、少し時間が経っているので、この頃の注射後の変化の記憶がはっきりしません。ということは、目立った変化がなかったということになります。
3回目の治療の後のことも含め、思い出したことをあげておきます。
<耳鳴り>
・注射の翌日は耳鳴りの音が高くなり、キーンという音が混ざった少し金属的で細めの音に変化する。そのため、日中の戸外では騒音に紛れてあまり気にならない。しかし、2~3日その状態だが徐々にいつもの高さにもどってくる。
まだ音の大きさが小さくなったという明確な自覚はない。
・朝と夜はしっかり耳鳴りが大きいと感じる。
・入浴中は耳鳴りが少し小さく感じて楽になる。
<睡眠>
・ブロック注射のあとは、いつも帰り道で眠くなるが、初回の眠りに匹敵するほどの眠りが続かない。初回の眠りが金メダルなら、2回目のそれは銀メダル、3回目は銅メダル。脳が休まる眠りは得られるものの、なかなか時間がのびていかない。
・よい傾向だと思えたのは、夜11時頃になると、自然に眠気がやってきて、睡眠のサイクルができ始めていると感じたこと。就寝時間を大きくずらさないよう努力。
時々中途覚醒の回数が1回ですむときも出始めた。
少しずつ重ねていくしかないんですね、と先生が仰った通り、本当に少しずつであり、また注射後の反応も毎回違うので、それらを確かめながら、改善を待つという気持ちでした。