2017年に入りあっという間に2月が過ぎようとしています。
私事に追われたことと、治療はこの間2回でしたので、更新遅れてしまいました。
まず現在の私の耳鳴りの状態を記録しておこうと思います。
*耳鳴りの強さ
治療1年5か月。
私の耳鳴りは、左がメインで右はわずか。
常時鳴っているものと、顎や首の動きで大きく聞こえる耳鳴りの塊の2種類ある。
♦常時聞こえる耳鳴りについて。
治療開始前の強さを10とすると3~7くらいの間で振れ幅あり。
消失の感覚は短時間に十数回経験。しかし、持続には至らず。
今年1月はやや成績不良の感あり。治療間隔があいていること(診療所混雑のためやむなし)
と関係があるかはわからない。
♦奥に潜んでいる耳鳴りの塊について。
相変わらず、顎を前に出すとかなり強く鳴っている。
最近は首を右に傾けてもその塊音が聞こえる。動かさなければ聞こえない。
ただし、外側の耳鳴りが消失レベルになったときは、塊音も半減程度になることがあり、この2
種類の耳鳴りが、根っこが同じものなのか、感覚的にわからない。
*耳鳴りの音質
♦常時鳴っている耳鳴り
以前に比べ明らかに音が高くなっている。たぶん8000Hzに近い。
キーンがより細く、シーの感じが減っているが、強く鳴っているときはシーが優勢。
最近は治療直後に高くなることが多く、小さくもなるのでわずらわしさがかなり軽減する。
♦耳鳴り塊音
音質に変化なし。
*生活上の実感と治療への期待
耳鳴り(軽度突発性難聴で聴力回復も耳鳴り残存)になってから今年で14年目に入ります。
50代に入り、不定愁訴の連続とともに強くなりだした耳鳴りですが、40代にやり過ごせてい
たレベルにかなり近づきました。
ただし日内変動があり、日中は気にならずに過ごせることが多いのですが、朝晩はけっこう
しっかり鳴っており、特に朝起き抜けが一番うるさく感じます。実際日中より大きいと思いま
す。
なんといってもブロック注射直後の軽減はほぼ毎回で、戸外の喧騒だけが気持ちよく聞こえ
非常に爽快です。常に耳鳴りのせいで緊張している神経が緩むという感じです。
ただ残念ながらこの消失感は持続しません。
治療間隔が延び、若干成績が落ちていると感じるのは気のせいかもしれませんが、それだ
けに継続治療に対する根気がものをいうとつくづく実感しています。
現在の状況下では、この辺りが私の耳鳴り改善の限界なのかもしれません。
過去ログにF先生の見解というのがありますが、まさに腰痛治療と似ていると思います。
次の投稿に2回分の治療について書きたいと思いますが、継続のおかげで体験できた進化中
のブロック治療に非常に期待をかけています。