2016年12月4日日曜日

46回目〇 2016年11月11日

*技術革新?・・・注射のアプローチの場所が変わる
前回の経過報告のあと、F先生から
「少しアプローチの場所を1センチ5ミリほど内側(今までより前寄り)からやることにしまして、それでより効果が高いことが多くなりました。アプローチ方法を変えたものですから、皆さんよく効くようになっております。その分、ちょっとノドに(軽い麻痺状態や嗄声)きやすいというのもあるので・・・」
と、説明がありました。
軽い麻酔がかかった状態はこれまでにも何度か経験済みですし、数十分もすれば戻るので心配はありませんでした。

11月に入り技術革新が進んだのだとか。
「周りのプレッシャーですね」
飛行機や新幹線で遠方から、大学病院でダメだった方とかが絶え間なく来られるらしく、それに対して効果を出さなくてはいけないと、そのプレッシャーで腕が上がっていくのだそうです。

*注射の途中から音質変化&目の奥にきた
そうして、受けたブロック注射は、確かに前回よりさらに少し首の中央寄り(左)から打たれました。
いつものように非常にゆっくりと針を進めているのがわかるのですが、途中から耳鳴りの音質が変化し、高くなったのがわかりました。残念ながら小さくはならなかったのですが、打っている最中に変化を感じるのは、前々回まではなかったことです。
それから、片方が終わると、ノドではなく目の奥がふわ~っとした感じがきました。
めまいがおこりそうな感覚という方が近いでしょうか。
別に目がぼやけるとかではなく、目のずっと奥に効いているな、という感じでした。
初めてのちょっと不思議な感覚です。

私「なんかこう・・・クラ~っとするほどではないですけど、目にきてますね、ノドにはきていません」
F先生「フワ~っとします?左半分痺れたりしてないですか?」
私「してないです」
F先生「じゃぁ大丈夫だ・・・ということは確実にいいとこにいったってことだな・・・」
と独り言のように仰いましたが、アプローチがうまくいったかどうか副反応を注意深く見ておられ、5分ほどまって下さいと言われました。

5分後、

F先生「ノド、大丈夫ですか?」
私「ノドは大丈夫です。何か目の奥に効いてるのかなぁ、という感じで・・・眼精疲労に効くのかなぁ?みたいな感覚で、そういうことは関係ないですかね(笑)」
F先生「眼精疲労、効きます。めっちゃくちゃ効きますよ・・・。目にきてるというのは何か(視界が)ボヤけてるという感じですか?」
私「いえ、見えないとかではなく、目の奥にきてるなという感じです。起き上がったら少しふらつくかな?という感じです。」

先生は、最近また技術が上がったのを実感されているようで、キツい感じがするでしょう?と言われましたが、キツいというより、このようにすぐ反応が出るという経験が少ないので、それが強力になった証拠かもしれません。強力になった分、副反応をいつもより注意されているようでした。

それから、右側の注射でしたが、こちらは特に何もなく、むしろ目にきている感じが減り、音がさらにわずかに高くなりました。
いつもの耳鳴り軽減の状態が早く来たようです。
あとは、持続なのですが・・・。


*耳鳴りは現状維持、眼精疲労回復の思わぬ大きなオマケ
耳鳴り軽減状態は、就寝時までほぼキープ、リバウンドはなく、翌日は戻っていましたが、総じて安定状態でした。
耳鳴りの経過に特筆することがないのは残念ですが、思わぬ大きなオマケがついてきました。
眼精疲労がスカッとなくなっていました。
というより、私は眼精疲労の自覚がほとんどなかったので、ブロックのおかげで眼精疲労だったと気が付いたというのが正確です。
なんとも眼球の奥がぬけたように楽なことに気がつき、初めて「あぁ、私には実は眼精疲労があったんだ」と思いました。
明らかに自覚しました。あぁ、なんて目が楽なこと!
まぁ、視力は上がっていませんが、スキッと見え、目の奥が軽い状態です。
以来、楽な状態が続いています。
目の奥の方というのが、内耳に近い感じで、これが耳鳴りにも同じように効いてくれたら、本当に万々歳なのですが・・・。

耳鳴りはやはり手強く、スキっと晴れたようにほとんどなくなる、というわけにはいかないようです。
診療所が予約飽和状態もあり治療間隔があき気味ですが、それでも大きく崩れていないのは積み重ね効果ではないかと捉えています。
先生の技術革新に耳鳴り改善がもう少し前進するか、思わず期待を寄せてしまいます。