2017年5月19日金曜日

CBPカイロプラクティック治療に挑戦 1

*背骨がとても大事と知る
 F診療所での治療も1年半になろうとしています。
 治療開始時には常時今より低い音で一定音量で鳴っていた耳鳴りは、現在、上はほぼ消失に近い状態から、下は治療開始時の8割程度のうるささまで、かなり幅が広がっているのですが、総じて5~7割減という感じです。大改善と言えます。
 さらにエコー下のブロックになってこの2~3回の間に、気が付くとまた少し小さくなっていることが多くなりました。
 F先生の治療技術の向上でまだ変化が感じられるため、ないものねだりと知りつつ、もう一段階よくなりそうな気がして、頻度は減ってきましたが、時々おこる増悪、一過性のプチ突発性難聴の症状に対する底上げ=メンテナンスも含めた治療となっています。

耳鳴りが改善した一方、昨年は手の注射治療を4回も受け、これは私にとって老化が始まっていることを実感させられる象徴的な出来事で、けっこうショックでした。それに身体のあちこちに深刻なレベルではないものの、小さな痛みやトラブルも出始め、これをどう歯止めをかけていけばいいのか、などとどこかが痛くなる度に考えるようになっていました。
 
 一方、F先生は難治性疾患の患者さんをよくするために、背骨改造が必要な人が多いと考えておられるようで、今年に入り、カイロプラクティックの先生と連携されており、それは何となく知っていました。
 そんな中で2月の治療時、その数日前に強い回転性めまいになったことがあり、年に何回か前触れなくくることをF先生に話したところ、背骨を治せばこなくなりますよ、との言葉で一気に関心が高まりました。
 
 先生「背骨は全ての病気の根源なので、治せたら最高にハッピーになります。価値はめちゃくちゃ高いです。自律神経からはては認知症まで網羅します。耳鳴りも完治に近い状態にもっていくには背骨を治すしかない」とのこと。
 さらに、現在エコー下の注射になっているため、先生が私の静脈が、右より左の方が太くなっていることを発見。耳鳴りは左の方がもっぱらなので、それは還流が悪い=血流が悪いせいで、太くなるのは戻りが悪いということだとの説明を聞き、それを治すにはやはり脊椎から曲がりを直していかないと難しいと言われました。
 
 私は脊椎や脊髄というものに、これまで何の関心も持っていませんでした。もちろんその構造など今も全然といっていいほどわかりません。しかし、折に触れF先生のサイトを興味深く拝見していますので、背骨が重要なことはおぼろげに理解していました。ならば背骨がきちんとしていることは、今後少しずつ衰えていく身体を支え、トラブルを極力少なくして、痛みをできる限り回避するための予防になるのではないか・・・と、そんな自分なりのイメージが浮かんできたのです。


*CBPカイロプラクティック・・・ボディビルディング? 
 カイロプラクティックは今までいくらか経験していますが、実は種類がかなりいろいろあるらしいことを知り、F診療所で連携しているCBPカイロプラクティックは今回初めて知りました。
 CBPカイロプラクティックの詳細については、興味のある方には検索をかけて頂く方が正確だと思います。
 私が惹かれたのは、背骨の検査は一般の健康診断では行われないので、自分の今の背骨の状態を知り、歪みなど不具合があるなら安全な方法でトータルに治し整えるというところです。
姿勢矯正のカイロだそうですが、歯列矯正に例えられている通り、痛いところだけを治すというより、長い目でみた健康のための矯正です。
 ただし当然ながらすぐに改造できるというものではありません。

 F先生によると、
 (背骨が)全て通り道であるから背骨改造をすると健康になる。けれどもそれはボディビルと同じようなもので、大変。一種の「行」のようでもある。
 機械を使ってストレッチを毎日のようにやって、ひきのばしてひきのばして治していくので、背骨を作っていくというイメージ。だから本物のカイロは本人も苦しい。生みの苦しみがある。しかし、脊椎(矯正)は本当に投資になる。

 この話を伺ったときは、実感がわかなかったのですが、のちに治療を開始して「大変」の意味がよくわかりました。


*健康投資
 F先生はCBPカイロの内容やメリットについて話して下さいましたが、強制は一切ありません。もちろん紹介料なども全くありません。治療費(カイロ治療の)もかかることですから、あくまでこれは私の意志です。
 やる気になった大きな理由として、F先生がレントゲンを撮り、背骨の状態を診て下さった上で、カイロの先生に画像データを渡して下さるということがあります。
 背骨の矯正に際し、やはり人によって施術してはいけないところがあったりするそうで、そういうのはレントゲンを見て(医師が)指導しないとわからない、と先生は仰います。カイロプラクターはレントゲンを撮れませんから、事故をおこさないためにも、レントゲンを見て調整、微調整することが重要だというわけです。自分の背骨診断をして頂き、カイロ治療で整えていくことは、耳鳴りだけでなく将来への健康投資になると思い挑戦することにしました。


さらなる耳鳴り改善、消失を目指して・・・治療の流れから、思いがけない展開になってきました。
しかしこれもチャンスだと思います。 
というわけで、F先生にCBPカイロ治療を希望し、背骨のレントゲンを撮っていただいたわけですが・・・。


*私の背骨
 考えてみると、今まで自分の背骨を上から下までちゃんと見たことがありません。
 この歳でどんな風になってるのかな?とちょっと怖いような、しかし興味津々でした。
 で、結果は、
  ・首はしっかりストレートネック!
  ・しっかり側弯症!
F先生のコメントはざっと以下のようでした。
 胸椎の曲がりは側面から見るとまぁまぁ、ただし側弯がある人はノーマルな曲がりになる、側弯でテンションをとっているので横は曲がってもいられる(私には意味が理解できず)、側弯がなく背骨が悪い人は側面のカーブがなく真っすぐに立ってしまう。胸椎がまっすぐだと、頸椎も真っすぐになってしまう。ストレートネックは脊髄に負担をかける。腰椎の曲がりはわりと優等生の部類、しかしもう少し曲がっていてほしい、そうするとバランスがいい。

 側弯が思ったよりはっきり出ていたのでちょっと驚きでした。
 姿勢はいいつもりでいたので、あんなに蛇行しているとは・・・。
 がぜんこの状態を改善したいという気持ちが出てきました。

この画像をもって、CBPカイロプラクティック治療に行きました。
続きは改めます。