2017年5月19日金曜日

CBPカイロプラクティック治療に挑戦 2

*検査&姿勢写真撮影
 CBPカイロ治療のT先生は、とても温和な優しい先生です。
 まず、お渡しした背骨の画像を見て下さり、ストレートネックはもちろん、胸椎や腰椎も湾曲が足りなかったり、あちこちの不具合を指摘され、問題個所がいくつもあることを説明して頂きました。
どこがどうまずいということは、残念ながら書き取っていないので覚えていません。
 それから、うつぶせになり、背骨をひとつひとつ抑えながら痛みがあるかどうかを確かめ、まずい部分の説明を受けました。
 先生曰く「やりがいのある背骨」=治しがいのある背骨のようです。いやはややはり簡単ではなさそうです。いろいろの検査の中で、よかったことといえば、足の長さを測ったところ、幸い同じ長さだったことで、あとは「かわいそう」と言われてしまうほど(何がかわいそうなのかはわかりませんが)まずい状態のよう。
 それから、立った姿勢写真を4方向から撮影し、2回目の治療時にゆがみを指摘して下さいました。
 施術は固まった体をほぐし、矯正していただきますが、私の体は本当にガチガチで、特に肩が内側に入った状態で日常生活をおくっているため、上腕の筋肉や筋がのばされるたびめちゃくちゃ痛いのです。数回施術して頂いていますが毎回呻きます。そのあとは柔軟になるし、気持ちもよいのですが。


*課題(宿題)が出る
 T先生はもちろん経験豊富なベテランで、F先生のお話では、感覚でやるのではなく、ちゃんとデータをもとにやっておられ、また一方でデータではかれない人の体に対し、どこにどれだけの微調整をするかということに、かなりしっかりと対応して下さる先生だそうなので、首のボキボキもありますが、私は不安感はありません。
 私はとにかくストレートネックを治すこと、側湾も治さなければいけませんが、そのためには半月に1度程度の施術では追いつかないので、バッチリ宿題が出ます。
 ちなみに、次回の治療予約については、先生は一切強制されません。もちろんチケットなどもありません。
 
 さて、すでに数回の施術を受けていますが、現時点で出ている宿題はすでに10種類程度。全部まじめにやると1時間ぐらいはかかってしまいそうです。ちなみに、T先生はご自分の課題を全部こなされるようです。
 いくつか挙げてみますと、
1)DennerollというCBPカイロで使われている頚椎を矯正する枕のようなものを、のどぼとけの反対側をねらってあてがい、
 1日1分から増やしていき、最大15~20分脱力してストレッチ状態をキープ。
2)ストレッチポール(私の場合は直径12cm、幅30cmのもの)をつかって背骨のストレッチ。
 1箇所は、肋骨の一番下辺りをねらって背中に入れストレッチ、3分からスタート。
 もう1箇所は肩甲骨の最下端をねらってポールを入れストレッチ、3分からスタート。
3)腹ばいになり、ひじをなるべく身体から離してついてあごにのせ、下腹部を前後に揺らしながら
  頚椎1番辺りに効くのを感じながら3分。
4)右を下にして、横寝。肩から肘をまっすぐにして、頭を支えて側湾矯正目的のストレッチ。
  間違って左を下にしない。側湾しているのと反対方向に矯正するため。
他に、肩甲骨を寄せるためのストレッチ、頚椎の曲がりを作っていくストレッチなどが何種類か出ていますが、いやはや全部消化するのは大変、というか時間が足りません。


 今のところ、私の課題の取り組み姿勢は、およそ褒められたものではない頻度ですが、とにかく暇をみつけてはやる、寝る前はほぼ必ず、枕とストレッチポールはやるというように、生活に組み込む努力をしているところです。ちなみにストレッチポールはやると気持ちよいです。
 施術は身体のほぐしと矯正でありながら、同時にストレッチ指導レッスンみたいな感じがします。
 先生は「歯磨きは毎日やるでしょう?日課にしてしまわないとだめなんですよ」
 とおっしゃいます。
 F先生が一種の「行」だと仰った意味がわかってきました。
 完全受身で治療を継続していれば勝手に良くなるというものではなく、むしろ治療以外の日々の努力が要求されています。
 その課題のこなし具合を毎回の施術でT先生が確かめつつ、課題を増やしたり変えたり、施術の内容も変化するのかもしれません。
  慰安のマッサージとはまるで違います。双方向なところがあります。
 何十年の間に曲がったものですから、そう簡単に矯正できるはずがありません。
 しかし、始めたばかりですので、どこまでやれて、どこまで姿勢矯正ができるか、そして耳鳴りや健康状態によい変化が訪れることを目指して、文字通りのチャレンジです。