2018年1月2日火曜日

CBPカイロ治療半年の成績

*とても褒められない課題取り組み
3月末からスタートしたCBPカイロプラクティック治療。
現在も続けています。約2週間おきの施術です。
同時に家での宿題をいくつも頂きいくつかは忘れてしまっているほどいろいろで、正直とても全部はやれません。
 現在思い出してはやる宿題は以下の通り。
1)ストレッチポール(直径15センチ)を肋骨一番下あたりの背中にあて、仰向けで30分を目標に
  ストレッチ。(腰椎胸椎のカーブ改善)
2)DENNEROLL(デナロールという頸椎にあてる枕)を20分目標(ストレートネック改善)
3)ストレッチポールの上に頬杖をついて頸椎から背骨全体を反らす。1~2分(ストレートネック改善
4)仰向けでベッドのへりに首をあて頭をしたに下げ、両手を組んでおでこを押して頭を下に押す
  (耳鳴り改善のための血流改善ストレッチ)。5分目安。
5)右を下に横向きに寝て肘で頭を支えて20~30分。(側弯矯正)
6)電車内で立っている時、右腕でつり革を持ち伸ばす。頭は左に倒さないよう真横にずらすイメージで保つ。
 気が付いたら頻回にやる。(側弯矯正)
7)座る際、できるだけ両足は右側に寄せ、体は正面に向ける。(側弯のねじれを改善)
8)寝るとき右下横寝で、腰から下だけうつ伏せ状態にする(側弯のねじれを改善)

これ以外にもいくつもあるのですが、もうとても消化できません。(先生スミマセン!)
トータルしたら1時間や2時間かかってしまう内容です。
日々の生活に余分に1~2時間を割くのは容易ではありません。
結果的に良くて週5日、ほとんど1日おきか、週3日くらいの状態でした。
ただし、やめてしまわないこと、たとえ短い時間でもやれそうな課題を何かやる、というように追い込まないことにしました。

これらのメニューは半年後に追加されたものもありますが、継続的に行ったのは、ストレッチポールとデナロールの2種類でした。

*痛い宿題
 デナロールは指示書があり、初日は1分、2日目2分、というように少しずつ増やしていき、15分まで到達したら、あとは継続となっています。T先生はできれば20分くらいやってほしいと仰るので、時間があるときは20分、ない時は10分でもやるようにしていました。
 入浴後就寝前にやるので、下手すると寝落ちしそうになります。「しないで下さいね」と言われているので気をつけていますが、20分超えると正座で足がしびれた時の感覚に似た状態になるので注意が必要です。
 またストレッチポールは最初から直径15センチは背骨を反らすと非常に痛く(体が硬いので)、直径12センチのものでやっていいですよと言われ購入しましたが、発泡スチロールに近い素材だったため数回でへしゃげてしまいました。硬い素材で12センチのものが見つからなかったので15センチでやっています。がこの3センチの差はきつい!
 ストレッチポールの30分はベッドの上でやると沈む分、結果的に12センチくらいの高さになるので苦しいなりにできるのですが、床の上だと背骨のカーブがきつくなり15分~20分でギブアップです。T先生はベッドで30分やるより、きつい床上で15分やった方がいいと仰いますが、寝る前だと思わずベッド上でやってしまいます。

*デナロールは耳鳴りに効果あり
 デナロールをやっている時、毎回ではないのですが、少し耳鳴りが小さいなと感じるときがあります。これはいいかも、と忙しくて他はできなくてもこれだけはとマメに続けていました。
 ブロック治療と並行していますが、低め安定が続くようになったのはカイロの効果もあるかもしれません。
 もともとCBPカイロのきっかけは、耳鳴りの使用人に施術したら耳鳴りが消えたというところから始まっているとT先生が話しておられたので、期待がふくらみます。

*痛い施術
 T先生の施術は身体を柔軟にするため、かなりどこも痛い施術です。
 全身ガチガチなので「かわいそうな美実さん」としょっちゅう言われながら、痛いきついを連発してうめくのを尻目に、笑いながら容赦なくストレッチや指圧をされます。
 肩が前に入りやすいので、それを引き延ばされると引きちぎれるかと思うほど痛いです。
 しかし、痛い施術のあとはかなりほぐれ、その日は必ず気持ちよく眠れます。
 巷のマッサージとは違いほぐす以上の施術があります。けっこうハードです。(患者さんの状態によって内容は違うと思いますが)

*そして結果・・・意外
歯磨きをするように、日課にして下さいと仰いましたが、わかっていてもなかなかそうはいきません。ただでさえ時間がないところに、1時間を捻出するのは私にとってかなり大変です。
睡眠時間をとるか、ストレッチ課題をとるか・・・やはり睡眠です。
 そんなわけで、とても歯磨きには程遠く、ストレスにならないようあえて追い込まなかったので、当然結果がいいわけがない、と半年後レントゲン撮影する時は、赤点とる学生のような気分でした。
 それでもいい、F先生は2年くらいかかりますと仰っていたし、あまりきついと思ったらやめてもいいんですよとも仰ったし(いやまだやめません)、T先生は課題の取り組みが積極的なら成績も早く出やすくなる、足りないとそれだけ時間がかかる(そりゃそうだ)、と仰ったので、結果でなくても当然だと半ば開き直ってもいました。

以下に治療開始時点と半年後のレントゲン写真を掲載します。


*側面と正面

 

  下の図と比較して頂ければ、変化がわかります。
  正面の側弯は3月時点と変わっていません。

 
 *側面・・・左が治療開始時、右が半年後
 

  T先生が編集して下さったものです。
  
  驚きは頸椎にカーブが出始めていること。腰椎の角度も変わっていたこと。
  F先生も開口一番「お、すごい!反ってる」と。そして「おめでとう!立派です」とお褒めの言葉を頂きました。この治療で反ったのを見たのは初めてなので嬉しいと喜んで下さいました。
 ただ頸椎はもっとカーブが必要だし、正面の側弯は変化していないので、「側弯を治したいですね」と言われました。
  T先生はまずはストレートネックを重点的にと考えて施術と指導をして下さっていたので、今は側弯を矯正する課題や施術が入ってきています。

*コツコツ努力が成果を生む
 いやはや、これは興味のある方には「この程度の取り組みで変化するなら自分もできそう」という励ましになるのかわかりませんが、このように変化があったというのは、やはりあきらめずに積み重ねることが成果を生むということを証明しているかもしれません。
 私自身は中途半端な取り組みだった分ほっとしたというか、思いがけず成果があったので正直とても嬉しいです。
 ただし、課題を全くやらず単に先生の施術に通うだけではこの成果は出にくいだろうと思いました。
 これも巷のカイロ治療とは違う点だと思います。もちろん体をほぐしたい、整えたいという目的ならそれでいいのですが、姿勢矯正(背骨のアライメントを整え作る)を目的にした場合は完全受け身では変えられません。
そういう意味ではやり続けました。でもあまり義務として追い込まず、しかし少しずつでも続けることが成果につながるようです。年齢、性別、体質、背骨のアライメントの状態は千差万別でしょうから断定はできませんが、半年でも続ければ変わるという一例になったのではないでしょうか。
 そしてありがたいところは、前にも述べましたがきちんとレントゲンを撮って状態をチェックして頂けるというところです。成績を見るだけでなく、トラブルがないかどうかもチェックして頂けるからです。

 健康投資としては、やりがいがあると思いますし、さらに理想的な頸椎と側弯の改善を目標に今年も治療を継続するつもりです。
少しずつ骨密度も減り始めているので、背骨のアライメントを正常にしておくことは大事だと思っています。
 また半年後に成績チェックがあると思いますが、側弯の改善は手強そう・・・。(笑)
 コツコツいきます。