2016年6月7日火曜日

31回目  2016年5月30日

*最古参?
 今回はF先生に良い報告をすることができました。
 10日間中合格日7日快適日5日、そして一度耳鳴り悪化の日があったものの翌日から浮上し始め、その後2日連続で耳鳴りが小さくなり持ち直したこと。
 先生も「底力が出てきたということですね。治癒力がね・・・」と言って喜んで下さいました。
 治療の蓄積で出来てきたものだと私は実感しており、先生にお礼申し上げました。
先生曰く「もう今・・・(治療期間が長いので)無い線路を走っているようなもんですから、実例が皆さんの励みになると思いますよ」とのこと。
 あぁ、私は耳鳴り治療の最古参になってしまっているようです。
 このまま、底力がつき、快適に過ごせる日の持続力が出てきたら出口なのですが・・・。
左右2%のブロック注射でした。


*途中谷が来るも持ち直す
 残念ながらすっきりしない状態が続きました。ただ、最後にもちなおしたのは前回と似ています。
 今回はリバウンドとその後の経過の2つの傾向のうち、泣かず飛ばず状態(リバウンドが強くないときは耳鳴り軽減も顕著でない)のパターンのようでした。
 メモ書きをしておくのですが、忘れるときもしばしばで、そういう時は大して変化がなかったということになります。
 
注射当日〇→△:午前の受診。注射後、珍しく顎の右側に痺れがおこり、そのせいで少し
        しゃべりにくくなった。10分後くらいには消えていた。耳鳴り軽減は以前ほど顕著
        ではなく、早く軽めのリバウンドが来た。そのまま終日ひどくはないが、耳鳴りに
        邪魔されながら仕事をする。
1日目△:昨日の続きの感じ。リバウンドが尾をひいているよう。      
2日目〇:昨日より軽くなったが、7~8割減には届かず、5~6割でまぁ過ごせます、
     レベル。すっきりしない感じなので、今週は良くもなく悪くもなくで行ってし
     まいそうな予感。
3日目〇:昨日とほとんど変わらず。小さくはならなかった。ただ動き回る仕事や会話
     に集中していればあまり気にならない。夜は静かなせいもあり強めに
     感じる。    
4日目〇:昨日とほぼ同じ。記憶あいまいだが、7~8割減でなかったことは確か。
5日目〇:特段変化なし。小さくもならない。
6日目△:起床時からうるさく良くない兆候。たぶんストレスだろう。昨日の活動で
     体力を使ったせいか、7時間寝たのに背中の疲労が抜けない。やはりこう
     いう時は耳鳴りも強くなるのか。
7日目◎:朝から耳鳴りが小さく、快適。8割減程度までまた浮上できた!
     ブロック後1週間で軽減というのは、やはり底力かも。      
     これが明日以降も持続し次のブロック注射につながればまたベターになれ
     るんじゃないか・・・。(切なる希望)


 うるさい日もあり、ストレスがかかってきているかもしれません。これから7月末まで緊張感の抜けない生活になるので、自分では大したことは無いと思っていても、耳鳴りに出るのかもしれません。


*何百回やっても安全性が第一
F先生「注射は何百回やっても安全性が一番だと思うんですよね。効く効かないよりも、安全か安全でないかの方が、たぶん皆さん感心あるんじゃないかって気がします。一番は痛いか痛くないか・・・耳鳴り治療で痛い治療なんか絶対できないですよ。耳鳴り痛くないですから。」
そう、耳鳴りは痛くないんです。ですから、痛みなら注射の痛みもがまんできるでしょうけども、耳鳴りという音の不快に痛い注射はがまんできないでしょう。

久しぶりに先生が強調しておられました。
回数を重ねていることで、安心してしまっているところがありますが、安全にしていただいていることは最重要です。
副作用も今のところ、全くありません。痛みも今回は右が少し、左は全く痛みを感じませんでした。感じ方は人によっていろいろ違うようですが、私は針が侵入する恐怖を感じないほど、自然な入り方に毎回感心しています。


*デリケートに生きる
 「持病もってる人の方が長生きするんですよ・・・デリケートに生きるから」
 ストレスの話になり、そのとき先生が仰った言葉です。素敵な表現だなと思いました。
 つまり、何か自分にストレスがかかっていることを感じられるもの、たとえば耳鳴りもその一つであり、そういうものがあるとバロメーターになるというわけです。それによってあんまり無茶をしないでいこうとする。持っていない人の方が無茶をしてしまうというわけです。
 耳鳴り治療や関節注射の治療を通じて、先生はやんわりと老化に対する自覚を促して下さることがあり(と私は解釈している)、いろいろ学習させていただいていますと言うと、
先生「自分の体を学べるしね・・・重要な機会だと思います」と言って下さいました。

 確かに、この半年ほど自分の老化について考えたことはないので、ちょうどよいタイミングなのかもしれません。
 デリケートに生きるというフレーズ。とても気に入りました。