2016年6月5日日曜日

突発性難聴 治療法の最有力候補として

*よくわかる突発性難聴治療記
 私は13年前に軽度の突発性難聴ながら耳鳴りがしっかり残ってしまい、今日に至っています。
 突発性難聴と耳鳴りはセットといっていいほど併発する方が多いのではないでしょうか。これにめまいが加わると重度だそうです。
 耳鳴りもつらいですが、突然聞こえなくなるというのは恐怖です。いつも突発性難聴の方が日常損傷病学のサイトにコメントされるのを見ると、藁をもすがる気持ちなのだろうと想像しています。

 すでにF先生のサイトに、突発性難聴の方の治療過程のブログがリンクされておりますが、もう一つ、今春からの突発性難聴と耳鳴り治療で上頚神経節ブロックを受けられている方のブログがあることがわかりました。
管理人のねこたまさんの許可を頂きましたのでリンクさせて頂きます。
是非ご覧になってみて下さい。

 ある日突然、世界から音が半分消えた~突発性難聴治療記~

 発症から退院にいたるまで、このブロック注射も含め受けた治療、そして退院後に試した治療その他、画像も交えてとてもわかりやすく書かれています。そしてチャレンジ精神旺盛でいらっしゃいます。

私自身は、発症18日目のオージオグラムのグラフ変化の画像に見入ってしまいました。どの治療が功を奏したかは限定できませんし、誰でもがこのような変化を得られるかはわかりませんが、改善を大きく期待させるデータです。
 さらに先日、ブロック12回目で初めて耳鳴り消失を短時間ながら体験されたようですが、私が初めて耳鳴り消失を体験したのも12回目でした。
治療間隔が違うと思いますので単なる偶然だとは思いますが、それにしてもそのくらいの回数で効果を実感できたという事実は、患者にとって大きな希望になります。

 この回数を多いと思うか少ないと思うか・・・は人によるかもしれません。
 少なくともわかることは、これだけ続けられる理由は、F先生のブロック注射が安全性が非常に高く、注射の痛みが少ない(あるいは感じない)からだということです。
私は既に30回を超えていますが、先日の記事に痛みについて書き忘れてしまうくらいでした。(書き加えてあります)


*できるだけ早く
 日常の難病は数知れずあると思いますが、聞こえなくなること、四六時中頭の中で騒音が鳴り続けること、これらがどれだけ生活に大きな支障をきたすか、死に至るようなものではなくても、人生を狂わせるものの一つであることは確かです。
 しかも見た目にはわからないので、周囲にはなかなかわかってもらえません。
治療法に関しても決定打!と言えるものがない中で、悶々とすることになります。
 13年前にはもちろんなかったこの上頚神経節ブロック注射は、現時点で最有力な治療法だと思います。
 しかしこのブロック注射のできる医師がF先生と他に、わかる限り1名いらっしゃるだけだということが残念でなりません。
 治療に来られる患者さんは増えているようで、F先生のご負担は大変なものだと思います。その精神力にはただただ頭が下がるばかりです。
 治療開始の早さが決め手の突発性難聴。早ければ早いほど1本のブロック注射が効果的に活きることでしょう。 

 ですから・・・一患者として、この治療をして下さるお医者さまが一人でも増えることを願わずにいられません。
 最後に重要なリンクを・・・。

 人としてチャレンジ(突発性難聴撲滅へ)日常損傷病学
 
 
最新の治療経過は少し後に致します。