2017年5月19日金曜日

54回目 2017年4月6日  55回目◎ 4月28日

更新遅くなりました。2回分アップします。
*再度水素入りブロック注射
 前回からの経過は低め安定が継続し、水素効果なのかはわからないので、再度水素入りでブロックをしていただきました。
 左が先でしたが、打ったあと、「長い針でやるのも手かな?美実さんの場合は。ちょっと届きにくいので」とF先生。
 届きにくいというのは神経節のことらしく、最近先生のブロックは直接神経節に刺すところまで発展しているのだそうで、相当効くようです。エコーで見ると私の場合は長い針でないと届きにくいようで、次回は耳鳴りが強い左側は長い針でお願いすることにしました。
 ちなみに長い針だと、副作用として喉に一時的麻痺がきたりしやすくなるそうですが、これは既に何度も経験していますし、エコーになってからは喉にきたことがなく、先生のブロックの命中率が上がっているので、迷いはありません。
 
*前回とほぼ同じ
 今回も同じような経過でした。やはり、治療後しばらくすると、非常に耳鳴りが小さくなっていることがわかります。その後も1週間から10日ほどはかなり低めで朝晩もほとんどぶり返さないというありがたい状態でした。
 しかし・・・、新年度の仕事開始のストレスもあるのか、2週間後あたりに音量が明らかに大きくなってしまいました。低め安定になれてきている分、きつくなります。まさに改善と悪化のシーソーゲームです。
 やはり次回は是非長い針でお願いしようと思いました。


☆55回目
*左は長い針で
 「今日は、左は長い針でお願いすることになっています」とF先生に伝えると、奥から珍しく秘書のAさんが、「長い針でやりますか?頑張りますね」とお声がけくださいました。
 「耳鳴りを治すためにはね」と先生は仰り、耳鳴りの治療は変わらず厄介なものであると思われました。

左の注射が終わったあと、顔面から頭部左側がじわ~っと暖かくなり、全体に効いていることがわかりました。先生によれば、今日の注射の出来は2塁打だそうですが、それでもかなり効いていたと思います。右に関してはいつも通りでした。

*治療は再生の道を探る方向へ
いつも片側が終わると、5分ほど間をおくのですが、その間に先生と会話することがあり、この日もふと思い出し、それぞれの耳の聞こえ方についてお話ししました。
 右は耳鳴りが少ない側ですが、左耳を塞いで右だけで聴くと、音が少し下がって聞こえ、左耳は聴力が8000Hzで悪くなっていますが高さは正しく聞こえているので、両耳でミックスしてピッチが下がらず聴ける状態のようですと話しました。先生は関心を持って聞いて下さり、ご自身の治療技術が上がってきているので、聴力や高さもよくなるかもしれないと仰り、再生の道を探っていると仰いました。
 「死んだものは生き返らないけれども、新しく生まれる(=再生)・・・生まれる環境を作りましょうということ。その一つが背骨矯正。生まれる環境を作るには背骨を治しておいた方が生まれやすい。」
 「患者さんがどれだけ頑張ってくれるかはまた別ですが・・・脊椎矯正は楽じゃないので。まさにボディビルディングなんです、骨の。」
 だいたいこんなお話でした。

 はい、確かに楽ではありません。でも、やる価値はあると思っています。

 難病の患者さんをなんとか改善させるために、あらゆる方向を模索されていることがわかるお話でした。

 
*経過
 終了後、いつものように耳鳴りはごくわずかの状態に。
 そして今日にいたるまで、日中は治療後の小ささと同じ程度の状態で過ごせています。また少し違った感触があり、もしかしたら、1段階アップの兆しなのかもしれません。
この間、朝晩しっかり聞こえたり、ストレスが明らかに強かった日に一瞬プチ突発性難聴状態になり、左が聞こえなくなる瞬間がありましたが、無事V字回復。前回より総じて成績良好です。長い針のブロックが奏功したのかもしれません。
 それにしても、いきなり片方が聞こえなくなるあの瞬間はいつでも身が凍るような感じになります。
 また、まだ開始したばかりでそれこそ思い過ごしかもしれませんが、CBPカイロの課題の枕ストレッチに耳鳴り軽減の効果があるように感じています。これは続けてみなければ!
とにかく焦らず続けて、コラボ治療の効果を狙います。




CBPカイロプラクティック治療に挑戦 2

*検査&姿勢写真撮影
 CBPカイロ治療のT先生は、とても温和な優しい先生です。
 まず、お渡しした背骨の画像を見て下さり、ストレートネックはもちろん、胸椎や腰椎も湾曲が足りなかったり、あちこちの不具合を指摘され、問題個所がいくつもあることを説明して頂きました。
どこがどうまずいということは、残念ながら書き取っていないので覚えていません。
 それから、うつぶせになり、背骨をひとつひとつ抑えながら痛みがあるかどうかを確かめ、まずい部分の説明を受けました。
 先生曰く「やりがいのある背骨」=治しがいのある背骨のようです。いやはややはり簡単ではなさそうです。いろいろの検査の中で、よかったことといえば、足の長さを測ったところ、幸い同じ長さだったことで、あとは「かわいそう」と言われてしまうほど(何がかわいそうなのかはわかりませんが)まずい状態のよう。
 それから、立った姿勢写真を4方向から撮影し、2回目の治療時にゆがみを指摘して下さいました。
 施術は固まった体をほぐし、矯正していただきますが、私の体は本当にガチガチで、特に肩が内側に入った状態で日常生活をおくっているため、上腕の筋肉や筋がのばされるたびめちゃくちゃ痛いのです。数回施術して頂いていますが毎回呻きます。そのあとは柔軟になるし、気持ちもよいのですが。


*課題(宿題)が出る
 T先生はもちろん経験豊富なベテランで、F先生のお話では、感覚でやるのではなく、ちゃんとデータをもとにやっておられ、また一方でデータではかれない人の体に対し、どこにどれだけの微調整をするかということに、かなりしっかりと対応して下さる先生だそうなので、首のボキボキもありますが、私は不安感はありません。
 私はとにかくストレートネックを治すこと、側湾も治さなければいけませんが、そのためには半月に1度程度の施術では追いつかないので、バッチリ宿題が出ます。
 ちなみに、次回の治療予約については、先生は一切強制されません。もちろんチケットなどもありません。
 
 さて、すでに数回の施術を受けていますが、現時点で出ている宿題はすでに10種類程度。全部まじめにやると1時間ぐらいはかかってしまいそうです。ちなみに、T先生はご自分の課題を全部こなされるようです。
 いくつか挙げてみますと、
1)DennerollというCBPカイロで使われている頚椎を矯正する枕のようなものを、のどぼとけの反対側をねらってあてがい、
 1日1分から増やしていき、最大15~20分脱力してストレッチ状態をキープ。
2)ストレッチポール(私の場合は直径12cm、幅30cmのもの)をつかって背骨のストレッチ。
 1箇所は、肋骨の一番下辺りをねらって背中に入れストレッチ、3分からスタート。
 もう1箇所は肩甲骨の最下端をねらってポールを入れストレッチ、3分からスタート。
3)腹ばいになり、ひじをなるべく身体から離してついてあごにのせ、下腹部を前後に揺らしながら
  頚椎1番辺りに効くのを感じながら3分。
4)右を下にして、横寝。肩から肘をまっすぐにして、頭を支えて側湾矯正目的のストレッチ。
  間違って左を下にしない。側湾しているのと反対方向に矯正するため。
他に、肩甲骨を寄せるためのストレッチ、頚椎の曲がりを作っていくストレッチなどが何種類か出ていますが、いやはや全部消化するのは大変、というか時間が足りません。


 今のところ、私の課題の取り組み姿勢は、およそ褒められたものではない頻度ですが、とにかく暇をみつけてはやる、寝る前はほぼ必ず、枕とストレッチポールはやるというように、生活に組み込む努力をしているところです。ちなみにストレッチポールはやると気持ちよいです。
 施術は身体のほぐしと矯正でありながら、同時にストレッチ指導レッスンみたいな感じがします。
 先生は「歯磨きは毎日やるでしょう?日課にしてしまわないとだめなんですよ」
 とおっしゃいます。
 F先生が一種の「行」だと仰った意味がわかってきました。
 完全受身で治療を継続していれば勝手に良くなるというものではなく、むしろ治療以外の日々の努力が要求されています。
 その課題のこなし具合を毎回の施術でT先生が確かめつつ、課題を増やしたり変えたり、施術の内容も変化するのかもしれません。
  慰安のマッサージとはまるで違います。双方向なところがあります。
 何十年の間に曲がったものですから、そう簡単に矯正できるはずがありません。
 しかし、始めたばかりですので、どこまでやれて、どこまで姿勢矯正ができるか、そして耳鳴りや健康状態によい変化が訪れることを目指して、文字通りのチャレンジです。




 

CBPカイロプラクティック治療に挑戦 1

*背骨がとても大事と知る
 F診療所での治療も1年半になろうとしています。
 治療開始時には常時今より低い音で一定音量で鳴っていた耳鳴りは、現在、上はほぼ消失に近い状態から、下は治療開始時の8割程度のうるささまで、かなり幅が広がっているのですが、総じて5~7割減という感じです。大改善と言えます。
 さらにエコー下のブロックになってこの2~3回の間に、気が付くとまた少し小さくなっていることが多くなりました。
 F先生の治療技術の向上でまだ変化が感じられるため、ないものねだりと知りつつ、もう一段階よくなりそうな気がして、頻度は減ってきましたが、時々おこる増悪、一過性のプチ突発性難聴の症状に対する底上げ=メンテナンスも含めた治療となっています。

耳鳴りが改善した一方、昨年は手の注射治療を4回も受け、これは私にとって老化が始まっていることを実感させられる象徴的な出来事で、けっこうショックでした。それに身体のあちこちに深刻なレベルではないものの、小さな痛みやトラブルも出始め、これをどう歯止めをかけていけばいいのか、などとどこかが痛くなる度に考えるようになっていました。
 
 一方、F先生は難治性疾患の患者さんをよくするために、背骨改造が必要な人が多いと考えておられるようで、今年に入り、カイロプラクティックの先生と連携されており、それは何となく知っていました。
 そんな中で2月の治療時、その数日前に強い回転性めまいになったことがあり、年に何回か前触れなくくることをF先生に話したところ、背骨を治せばこなくなりますよ、との言葉で一気に関心が高まりました。
 
 先生「背骨は全ての病気の根源なので、治せたら最高にハッピーになります。価値はめちゃくちゃ高いです。自律神経からはては認知症まで網羅します。耳鳴りも完治に近い状態にもっていくには背骨を治すしかない」とのこと。
 さらに、現在エコー下の注射になっているため、先生が私の静脈が、右より左の方が太くなっていることを発見。耳鳴りは左の方がもっぱらなので、それは還流が悪い=血流が悪いせいで、太くなるのは戻りが悪いということだとの説明を聞き、それを治すにはやはり脊椎から曲がりを直していかないと難しいと言われました。
 
 私は脊椎や脊髄というものに、これまで何の関心も持っていませんでした。もちろんその構造など今も全然といっていいほどわかりません。しかし、折に触れF先生のサイトを興味深く拝見していますので、背骨が重要なことはおぼろげに理解していました。ならば背骨がきちんとしていることは、今後少しずつ衰えていく身体を支え、トラブルを極力少なくして、痛みをできる限り回避するための予防になるのではないか・・・と、そんな自分なりのイメージが浮かんできたのです。


*CBPカイロプラクティック・・・ボディビルディング? 
 カイロプラクティックは今までいくらか経験していますが、実は種類がかなりいろいろあるらしいことを知り、F診療所で連携しているCBPカイロプラクティックは今回初めて知りました。
 CBPカイロプラクティックの詳細については、興味のある方には検索をかけて頂く方が正確だと思います。
 私が惹かれたのは、背骨の検査は一般の健康診断では行われないので、自分の今の背骨の状態を知り、歪みなど不具合があるなら安全な方法でトータルに治し整えるというところです。
姿勢矯正のカイロだそうですが、歯列矯正に例えられている通り、痛いところだけを治すというより、長い目でみた健康のための矯正です。
 ただし当然ながらすぐに改造できるというものではありません。

 F先生によると、
 (背骨が)全て通り道であるから背骨改造をすると健康になる。けれどもそれはボディビルと同じようなもので、大変。一種の「行」のようでもある。
 機械を使ってストレッチを毎日のようにやって、ひきのばしてひきのばして治していくので、背骨を作っていくというイメージ。だから本物のカイロは本人も苦しい。生みの苦しみがある。しかし、脊椎(矯正)は本当に投資になる。

 この話を伺ったときは、実感がわかなかったのですが、のちに治療を開始して「大変」の意味がよくわかりました。


*健康投資
 F先生はCBPカイロの内容やメリットについて話して下さいましたが、強制は一切ありません。もちろん紹介料なども全くありません。治療費(カイロ治療の)もかかることですから、あくまでこれは私の意志です。
 やる気になった大きな理由として、F先生がレントゲンを撮り、背骨の状態を診て下さった上で、カイロの先生に画像データを渡して下さるということがあります。
 背骨の矯正に際し、やはり人によって施術してはいけないところがあったりするそうで、そういうのはレントゲンを見て(医師が)指導しないとわからない、と先生は仰います。カイロプラクターはレントゲンを撮れませんから、事故をおこさないためにも、レントゲンを見て調整、微調整することが重要だというわけです。自分の背骨診断をして頂き、カイロ治療で整えていくことは、耳鳴りだけでなく将来への健康投資になると思い挑戦することにしました。


さらなる耳鳴り改善、消失を目指して・・・治療の流れから、思いがけない展開になってきました。
しかしこれもチャンスだと思います。 
というわけで、F先生にCBPカイロ治療を希望し、背骨のレントゲンを撮っていただいたわけですが・・・。


*私の背骨
 考えてみると、今まで自分の背骨を上から下までちゃんと見たことがありません。
 この歳でどんな風になってるのかな?とちょっと怖いような、しかし興味津々でした。
 で、結果は、
  ・首はしっかりストレートネック!
  ・しっかり側弯症!
F先生のコメントはざっと以下のようでした。
 胸椎の曲がりは側面から見るとまぁまぁ、ただし側弯がある人はノーマルな曲がりになる、側弯でテンションをとっているので横は曲がってもいられる(私には意味が理解できず)、側弯がなく背骨が悪い人は側面のカーブがなく真っすぐに立ってしまう。胸椎がまっすぐだと、頸椎も真っすぐになってしまう。ストレートネックは脊髄に負担をかける。腰椎の曲がりはわりと優等生の部類、しかしもう少し曲がっていてほしい、そうするとバランスがいい。

 側弯が思ったよりはっきり出ていたのでちょっと驚きでした。
 姿勢はいいつもりでいたので、あんなに蛇行しているとは・・・。
 がぜんこの状態を改善したいという気持ちが出てきました。

この画像をもって、CBPカイロプラクティック治療に行きました。
続きは改めます。