2015年12月7日月曜日

きっかけ・・・手首の関節注射(TFCCの治療) 2015年9月29日

*初めての手首の故障
 8月末ごろから、右手首の小指側のくるぶし一帯に痛みを感じ始め、じわじわと痛みが増し、拡がるようになりました。ネットで調べるとTFCC損傷というのが出てきました。要は私が痛みを感じている一帯の組織の炎症のことらしく、3か月ほど手首を固定、よくならなければ手術というようなことも書いてあり、まずいなぁと思いました。
 私は、職業上3か月固定はかなりキツイし、その上手術なんてことになったらどうしよう!?他に方法はないのかとネットで探しまくりました。
 詳細は省きますが、探した果てにいきついたのが今お世話になっているF診療所でした。
 予想通りTFCCと診断され、手首の関節内注射を打って頂くことになりました。

*注射が無痛?!
 手首の関節に打つ注射ですが、私はあまり恐怖心がありませんでした。普通なら相当慎重になるところですが、この診療所院長のF先生が痛くない注射をされることがわかったので、初めてにも関わらずなぜだか不安はなかったのです。
 注射前の驚きは、なんて針が細いんだろう!ということ。これまで見たこともない細さです。
 そして多少の痛さは我慢できると思っていたのですが、拍子抜けするほど注射は痛くありませんでした。というか、無痛!でした。採血の時によく言われる「ちょっとチクッとしますよ~」というあれがなく、「触れた」に近いものだったのが信じられない感じでした。そのあと麻酔が入ったようなので、そのせいもあるかもしれませんが、最初から最後まで、痛い!と思わなかったのです。出血もありませんでした。
 一方F先生は慎重そのもので、とても時間をかけ(数分はかかっていたでしょう)集中され、空気が張りつめた感じで、怖くはないのですが、なんだか息をのむような時間でした。

*一度の注射で治癒
 終了後、すぐに効き始める人もいるようですが、私は手首の動きが少し楽になった程度でその日は大きな変化はなく、様子見だな~と思っていました。
 ところが、翌朝から痛みの範囲が狭くなり始め、3日で50%程度回復、1~2日変化がなく、5~6日でまた痛みが減り、85%程度までよくなっていました。
 しかしそこから今一つ変化がなく、動かし方によっては少し痛みを伴うので不安が消えません。
 当初の先生の診断では2度の注射である程度治る、1度でも8割がたよくなるとのことで、全くその通りになったのですが、最後の痛みの部分の不安から「これはもう一度お願いした方がいいかもしれない」と思い、予約を取らせて頂きました。
 予約は詰まっていて1週間後になったのですが、なんとその間にまた痛みが軽くなってくれ、95%くらいまで回復したので、もう一度注射をお願いした方がいいのかわからなくなってしまいました。案の定先生は必要ないと仰いました。
 結局、おかげさまで1度の注射で、ほぼ3週間くらいで完治に至り、本当に胸をなでおろしたのですが、このことが、耳鳴り治療を試してみたいと思うきっかけになりました。